牛舎館、公開しました!

牛舎館内部
情報社会生活研究所ではこのほど、丹波市春日町中山集落の一角にある古い牛舎を改装し、古農具などを展示し「牛舎館」として公開いたしました。
牛舎館は、約40平方メートルほどの小さな建物で、昭和30年頃に牛舎として建築され、昭和年間は実際に2?3頭の牛が飼われていました。平成になって物置として利用されていたものを、このほど改装し、展示用に開放するものです。展示スペースには、実際に牛がひいていたすき、とうみなどの古農具のほか、農家の暮らしをしのばせる道具類を展示しています。
会場には、火鉢を囲んで、ちょっとした談話スペースを設けていますので、展示品を眺めつつ、丹波の特産品の原風景である百姓の姿を振り返り、丹波の魅力を再発見していただければと思います。
 なお、情報社会生活研究所では、このような活動を「裏庭博物館構想」と名づけ、振興していきます。丹波地方には、牛舎や木屋などの古い建物や道具類が、各家に眠っています。多くの場合それらは「ごみ」として認識されているのですが、すこし手を加えれば、立派な資源になります。
小さな「裏庭博物館」も、点と点がつながり線となりそして面となれば、観光地としての魅力につながります。丹波の日常をたずねる「裏庭博物館」。それは、新しい時代の観光の姿ではないでしょうか。
牛舎館の位置地図

牛舎館、公開しました!」への2件のフィードバック

  1. 牛舎館を予約

    3年生社会科に「昔のくらし、見つけた」という単元がある。ここでは身近にある古い道具を調べて、人々のくらしの移り変わりを調べる学習をする。
    昨年12月末、春日町…

  2. 市内の小学生が牛舎館見学

    今日、市内の小学3年生の1クラス、約20人くらいが牛舎館を見学に訪ねてきてくれました。 おじいちゃんの案内で、みんな熱心にメモを取りながら。「今だったら機械で一…

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