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研究の書棚のアーカイブ

これからの社会ってどうなっていくんだろう。ぼくたちは、どんな指針をもって生きていけばいいんだろう。
そんなことを考えるときのヒントになるような書籍を並べます。興味のおもむくままなので、トレンド的なものから、社会哲学的なものまで、基本的にノンジャンル。

ひきこもりの<ゴール>―「就労」でもなく「対人関係」でもなく

ひきこもりの〈ゴール〉―「就労」でもなく「対人関係」でもなく (青弓社ライブラリー (49)) 「就労」でもなく「対人関係」でもなく、とある。
逆に言えば従来のひきこもりの出口は、「就労」あるいは「対人関係」におかれていたということになるんだろうね。
そのあたりの社会的文脈を、石川良子さんはこんな風に振り返っている。
まず、ひきこもりが新聞にとりあげられるようになったのは1990年頃のこと。1980年代は「若者の無気力化」の延長でとりあげられていたにすぎなかったのが、1990年代に入って、「不登校児」のその後を考えるなかで「ひきこもり」という用語が作られ、注目されるようになったんだ。 続きを読む

自由に生きるとはどういうことか―戦後日本社会論

自由に生きるとはどういうことか―戦後日本社会編 (ちくま新書) 「戦後日本社会論」か。
じゃあ、まずは橋本努さんが戦後の日本社会をどのように論じているかをまとめてみよう。「はじめに」で、書籍の内容をほとんどすべてかいつまんでくれている。本書を手にとった人も、まずはそこをざっと読んでおくと理解が早いだろうね。
さて。まずは敗戦直後の1945年だ。この時代はいわば解放期。抑圧がなくなり、みんながふわっと解放される。あふれたのが生命そのものの自由、要するに「エロス」だったていう見立ては分かりやすいね。 続きを読む

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